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51歳の占い師の女が、虚偽の投資話でおよそ70人から総額20億円を集めていた疑いで逮捕されました。被害を訴える夫婦によると、占いと投資を結びつけた巧妙な“洗脳トーク”があったといいます。その実態と、今後の展開についてまとめました。
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「占い師」田斉法子が20億円搾取容疑で逮捕
逮捕されたのは田斉法子容疑者（51）。彼女は“占星術師”を名乗り、投資話を持ちかけて約70人から20億円近くを集めたとみられています。具体的には、「建物の下に水晶を埋め込むことで風水的な価値を高め、付加価値をつけて売却する」といった非現実的な説明で、投資を促していました。
一般人からすると明らかに非現実的な話ですが、長期的な信頼関係や心理的な依存があると「もしかしたら本当かも」と思わせる力が生まれます。詐欺師はこの「信じたい気持ち」をうまく利用します。
なぜ20億円もの被害に？
田斉容疑者は普段から高級ブランドを好み、裕福な暮らしぶりを見せていたといいます。知人夫婦によれば、「彼女はエルメスやグッチを身につけ、いかにも成功者のように振る舞っていた」と証言。さらに食事代や旅行代を負担するなど、人間関係の中で信頼を築き上げ、次第に投資の話へと誘導していったといいます。
詐欺の常套手段は「成功者アピール」と「経済的余裕の演出」です。高級ブランドや豪華な暮らしを見せることで“この人についていけば儲かるかも”と思わせる心理効果があります。
占い師の女の顔画像やSNSは？
報道では田斉容疑者の顔画像が公開されていますが、SNSアカウントについては今のところ特定されていません。報道写真では派手さよりも「ごく普通の女性」に見え、だからこそ周囲の人々は安心して信用してしまった可能性もあります。
SNS上で活動していた形跡があれば被害がさらに大きくなったかもしれません。現代では「オフラインの信頼」と「オンラインでの拡散」がセットで詐欺に悪用されやすいため、今後の調査でSNS関連情報が出る可能性があります。
今後の展開次第で新たな被害者も？
警察は既に一部被害者からの供述を得ており、被害の全貌解明を進めています。田斉容疑者は「お金を受け取ったことは間違いないが、ウソを言ったつもりはない」と容疑を否認しています。今後は被害者数や金額がさらに増える可能性があり、訴訟案件へと繋がっていくことも考えられます。
このようなケースでは刑事責任だけでなく、被害者が集団で民事訴訟を起こす流れになる可能性も高いです。返金が実現するかは不透明ですが、被害額の大きさから社会的に注目され続けるでしょう。
まとめ：続報に注目
・51歳の占い師の女が偽の投資話で約70人から20億円を集めた疑いで逮捕
・「水晶を埋めて価値を高める」といった非現実的な説明で投資を勧誘
・高級ブランド愛用や金銭的支援を通じて信頼を構築
・容疑者は否認しているが、被害総額はさらに拡大する可能性あり