【何者】チャーリー・カークの経歴は?参政党講演でも来日、「ユタ・バレー大学」暗殺犯はプロの狙撃手?

 
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米保守系団体ターニングポイントSAの創設者チャーリー・カーク氏(31)が、9月10日(現地)ユタ州のユタ・バレー大学イベント中に銃撃され死亡。犯行は近隣建物からの狙撃と報じられています。7日には都内・参政党イベントに登壇したばかりの出来事に大きな衝撃を受けています。

本記事では、チャーリー・カーク氏の人物像や経歴、今回の事件についてまとめています。

 
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チャーリー・カークとは何者?トランプ大統領盟友の活動家

チャーリー・カーク氏(引用:朝日新聞)
  • 名前:チャーリー・カーク(Charlie Kirk)
  • 生年月日:1993年10月14日
  • 年齢:31歳(2025年9月11日時点)
  • 国籍:アメリカ合衆国
  • 専門分野:政治活動家
  • 好きなもの:寿司

1993年10月14日生まれ。2012年に学生向け保守団体「ターニングポイントUSA(TPUSA)」を設立し、若年層の保守動員でトランプ陣営を後押し。人気番組「The Charlie Kirk Show」のホストでも知られます。

彼のトランプ大統領支持や過激な発言には、リベラル派から「扇動的」と批判された事もありましたが、若者を中心に圧倒的な影響力を持っている人物と言えます。

また、反移民の立場を取っている事でも知られており、不法移民に対して「アメリカの文化や経済を脅かす可能性がある」として断固反対と語っていました。

経歴:ターニングポイントUSA創設者&政治活動家

チャーリー・カーク氏は、2012年に若者向け保守団体「Turning Point USA」を立ち上げ、全米4,000校以上に拠点を広げました。2024年米大統領選でもトランプ氏支持の若者動員で存在感を発揮。2016年共和党全国大会では最年少講演者として注目され、2020年大会でも開会の際に発言しています。

また、ベストセラー作家として『Campus Battlefield』『The College Scam』『The MAGA Doctrine』など複数著書を出版。さらにラジオ番組「The Charlie Kirk Show」ではトップクラスの人気を誇り、Apple Podcastsでダウンロード数が1億回を超えました。

近年は参政党の山中泉議員と「反グローバリズム」を掲げる点で共鳴し、2025年7月の「THE CORE FORUM 2025夏」大阪ステージにも登壇。日本とも接点を深めていました。

カーク氏のキャリアは「学生運動から政界へ」という分かりやすい成長ストーリーです。活動スタイルは本や演説よりもSNSやイベントを通じた直接的な発信に重きを置いており、若者の関心を政治につなげる仕組みを作りました。日本でも山中議員との連携を通じて「米国保守思想の輸入モデル」として注目されていました。

9月7日に参政党都内講演で来日→山中泉議員がXでポスト

参政党は9月7日、千代田区・砂防会館別館で「チャーリー・カーク氏講演会」を開催。公式サイトやXで告知・完売、当日は講演や対談が行われました。

山中泉議員は、チャーリー・カーク氏が砂防会館で講演し、米国の若者を動員した経験や「反グローバリズム」の戦いを語ったと報告。会場は満員で熱心に聞き入っており、神谷氏との90分トークでは国際的な連携の在り方について議論された。イベントの編集動画が貴重な内容なのでぜひ視聴してほしいと呼びかけている。

参政党側は「反グローバリズム」の文脈で招致。国内政党が米活動家をイベントに組み込む動きは珍しく、今後も海外からの来日イベントが政治広報にと期待されていたのかもしれません。

ユタ・バレー大学で起きた暗殺犯の情報は?プロ狙撃手の可能性も

発生は9月10日(現地)ユタ州のユタ・バレー大学の構内イベント。公演中に銃撃され、のちに死亡が確認。発砲は約200メートル離れた学内建物からとの説明が出ています。犯人については一時「身柄確保」と発表後に訂正し、「容疑者不拘束」と更新されました。現在も捜査継続中のようです。

また、犯行現場には約200人ほどの聴衆が集まっており、その中心にいたチャーリー・カーク氏をピンポイントで銃撃した事からプロによる仕業ではないかと情報も出回っているようです。

200メートルが実際の狙撃距離だとすると、通常の拳銃では狙うことは非常に難しいと見られます。その為、アサルトライフルや狙撃銃など中長距離を狙えるものを使用した可能性もあると推測します。

屋外イベント+遠距離狙撃という最悪なパターンのように感じます。米国のキャンパスは「政治×治安」の緊張が続いており、踏み込んだ安全設計が不可欠であることを改めて突きつけました。

SNS反響:ニュース速報後に追悼の声多数

トランプ大統領はTruth Socialで「偉大で伝説的」と追悼。超党派の要人も政治暴力を非難しました。副大統領J.D.バンス氏やカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事らが相次ぎ追悼の投稿を行っています。

追悼コメント以外にも、「民主主義社会には常に政治的見解の相違が存在するが、米国はそうした相違を暴力で解決する国であってはならない」と、今回の事件に対しての警鐘を呼びかけている内容もあったようです。

まとめ:事件の反響の大きさ

チャーリー・カーク氏はターニングポイントUSAを通じて若年層を政治に巻き込み、トランプ大統領支持派として活躍を見せていました。9/7には参政党の都内イベント登壇で来日しており話題になりましたが、9/10にユタ・バレー大学で銃撃され死亡という悲劇に見舞われ、各所から追悼のコメントが相次いています。

今回の事件は全世界、とりわけアメリカと日本には大きな影響を与えた事でしょう。今後の捜査次第で犯人逮捕の情報や動機などが明らかになりそうですが、銃社会に対しての問題点を大きく訴える事件にもなりそうです。

 
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