ラジオ番組「SUNDAY NIGHT DREAMER」で語られた有吉弘行さんの“ショック体験”。懇意にしていた飲食店で思いがけない冷遇を受けたというエピソードは、ネットニュースでも大きな話題を呼んでいます。
ここでは、有吉さんの証言から浮かび上がる「問題の店」の特徴を整理し、考察を試みます。
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「思い入れがありすごく大好きな飲食店」で受けたドン引き接客

まず前提として、有吉さんはその店を「思い入れのある」「すごく大好きな」店と表現しています。
・プライベートでも通っていた
・妻や子どもを初めて連れて行くほど美味しい店だった
有吉さんはプライベートをあまり公開しない事で知られており、ファンやマスコミなどから詮索されるのを嫌っています。有名になると心が休まる時間がなくなると嘆いていた事もあったそうで、そんな有吉さんが家族を連れて来店する店というのは気を許していた証だとも言えます。
そんな「思い入れのある大好きな店」で起きたのが以下のエピソードです。
有吉弘行さんは、かねてから「大好きで思い入れのある」飲食店に、妻の夏目三久さんと子供を連れて初めて訪れる。ところが、開店時間に行っても扉は開かず、対応した二番手と思われる店員は無愛想で不機嫌な態度。さらに、子供が泣いたりトングを倒した際には怒声まで浴びせられ、場の空気は最悪になったと語っています。
最後には「あ、有吉さんでしたか」と謝られたものの、逆にその軽さがショックとなり、有吉は「サイン燃やしてくれ」「二度と行かない」とその場で言ってやれば良かったと落胆を口にする。
一番お世話になってる人がいなかったというのもあるからあれなんだけどと語り、「その人が客によって態度を変えてるのかなと感じてしまったのがすごいショックでさ」と肩を落としていたようです。
「自分のサインや写真が飾ってある」店だった
更にショックなのは、自身の「サインや写真が店内に飾られている」という点です。しかも店はそれを「大々的にアピールしている」と有吉さん自身が話しています。
これは、店側も有吉さんの来店を“看板”にしていたことを意味します。芸能人が訪れることを隠すスタイルの高級店ではなく、むしろ客寄せに使うような大衆的な店舗?
つまり、看板やSNS、あるいは食べログなどで「有名人〇〇さん来店!」という文脈で店の宣伝をしていた可能性もあるのかもしれません。
ここまで有吉さんと信頼関係を築いていたにもかかわらず、お世話になっている人以外の接客が粗雑だったことが、彼にとって強いショックとなったわけです。
普段対応してくれているオーナーがいなかったと有吉さんは語っていますが、今回問題になっているのは単純に接客態度です。調理する人が変わった事による味の変化であれば有吉さんもこんなに激怒する事はなかった事でしょう。
考察:問題の店はどこなのか?焼肉店が有力?
有吉さんは店名を伏せていますので直接の特定はできません。しかし以下の条件に絞り込めます。
- 有吉弘行のサインや写真が飾られている
- 店自体がそれを大々的に宣伝に利用している
- 家族連れで訪れることを想定する飲食店(トングを使用していたことから焼肉店と推測)
- 有吉さんが「すごく大好き」と公言するほど料理が美味しい
このことから、単なる芸能人御用達の派手な店ではなく、味や雰囲気を本当に気に入っていた個人店、または昔から縁がある店である可能性が高いでしょう。
さらに有吉さんの知人から「その店はすごく評判が悪い」と言われたとも語っており、ネット上の口コミでも「接客が冷たい」「愛想がない」といった評判の残っている店である事も指摘されています。
まとめ
今回の騒動で浮かび上がったのは「芸能人を利用して宣伝はするが、肝心の接客はおろそか」という矛盾した店舗の姿でした。有吉さんが「写真とサイン、燃やしてくれ」と語ったのも納得です。
ファンとしては店名が気になるところですが、今回のエピソードは「有名人だから優遇されたい」という話ではなく、「どんな客にも誠意ある接客をすべきだ」という有吉さんの価値観が垣間見える出来事だったのではないでしょうか。