「今すぐクマを絶滅させるべき」この衝撃的な発言をX(旧ツイッター)に投稿し、ネット上で大炎上している人物がいます。日本維新の会所属の東京都国立市議・中川貴大(なかがわ たかひろ)氏(32)です。
批判が殺到する中、中川市議はさらに「私は失言ではなく名言だったと思っています」と投稿し、火に油を注ぐ事態に。「この人って何者?」 「過激な発言で目立ちたいだけ?」 「『名言』ってどういうこと?」
この記事では、渦中の中川貴大市議とは**「何者」なのか、その驚くべき「経歴」と「学歴」、そして「名言ならぬ迷言」**と批判される発言の詳細と世間の反応を、ネット・SNSの情報も加えてまとめました。
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【何者】「クマ絶滅」発言の中川貴大市議のwiki風プロフィール

まず、中川貴大市議が「何者」なのか、基本的なプロフィールを見ていきましょう。
- 氏名:中川 貴大(なかがわ たかひろ)
- 生年月日:1992年12月4日(32歳)
- 出身:北海道
- 所属:日本維新の会
- 役職:東京都 国立市議会議員
- 市議会での役職:広報委員会 委員長、総務文教委員会 副委員長などを歴任
- 公式X:@info_nakagawa
32歳という若さで市議会議員を務めています。 国立市議会では、教育バウチャー制度の導入、社会保険料の引き下げ、外国人による固定資産税未払いや社会保障の不正利用問題、共同親権の導入推進など、保守的・改革的な政策課題について積極的に質問しています。今回の「クマ絶滅」発言も、その強い(あるいは過激とも取れる)スタンスの表れかもしれません。
【学歴】32歳で慶應義塾大学『在学中』?

- 沼田町立沼田小学校 卒業
- 沼田町立沼田中学校 卒業
- 北海道深川西高等学校 卒業
- 北星学園大学経済学部 退学
- 慶応義塾大学法学部 入学
- 総合学園ヒューマンアカデミー 修了
中川市議のプロフィールで特に目を引くのが**「慶應義塾大学在学中」**という学歴です。
1992年生まれの32歳で「在学中」とはどういうことか? いつ入学したのか?とネットでも「どういうこと?」と話題になっています。
過去の活動チラシ(札幌時代・26歳時点)のプロフィールを見ると、学歴欄には「北星学園大学経済学部 退学」の後に、「慶応義塾大学法学部 入学」と記載されています。
この「慶応義塾大学法学部」への入学が、現在の「在学中」という状況につながっていると見られます。
実際に、国立市の政務活動費収支報告書を調査したところ、中川市議が**「慶應義塾大学通信教育部」**に学費を支払った記録があることがわかりました。
つまり、市議会議員としての活動や、過去の秘書業務などと並行して、慶應義塾大学の**通信教育課程(法学部)**に在籍し、現在も学び続けている、というのが「在学中」の真相だと思われます。
【経歴】政治エリート? 3つの議員秘書を歴任
中川市議の経歴は、32歳という若さとは裏腹に、非常に濃厚です。 彼の経歴は「政治」一筋。
- 参議院議員 元秘書
- 東京都議会議員 元秘書
- 衆議院議員 元秘書
なんと、国政(参院・衆院)と地方(都議会)の両方で秘書経験を積んでいます。 (※どの議員の秘書だったかまでは公表されていませんが)複数の議員の下で政策立案や地元対応のイロハを学んだ、いわば「政治のプロ」としてのキャリアを歩んできた人物です。
この豊富な秘書経験が、30代前半で市議会の委員長などを歴任する手腕につながっているのかもしれません。
「クマ絶滅」は名言ならぬ迷言? 発言の経緯と炎上の詳細
私の発言を失言とする者も多少はいますが、私は失言ではなく名言だったと思っています。
— 中川 たかひろ-外国人問題解決と多極分散を目指す人/国立市議会議員・広報委員会 委員長/日本維新の会 (@info_nakagawa) October 30, 2025
被害人数もものすごいですが、亡くなる際にはどんな殺人事件よりも凄惨。
野放しは許されません。 https://t.co/uehH8iVfRe
今回、中川市議が「時の人」となった問題の発言を見てみましょう。
▼発端(10月28日) 中川市議は自身のX(@info_nakagawa)に、全国で相次ぐクマ被害に言及し、こう投稿しました。
「今すぐクマを絶滅させるべきです。私もそのための行動を始めています」
▼批判殺到 この「絶滅」という極端な言葉に対し、SNSでは 「生態系を理解していない」「短絡的すぎる」 「ニホンオオカミの悲劇を繰り返すのか」 と批判が殺到し、大炎上となりました。
▼再投稿(11月1日) しかし中川市議は、これらの批判を受けても一切主張を曲げませんでした。 さらに以下のように投稿し、火に油を注ぎます。
「私の発言を失言とする者も多少はいますが、私は失言ではなく名言だったと思っています」 「被害人数もものすごいですが、亡くなる際にはどんな殺人事件よりも凄惨。野放しは許されません」
自らの発言を「名言」と断言したことで、その是非をめぐり、さらに大きな話題となりました。
世間の反響と著名人からの苦言
この「名言」発言には、世間からも厳しい意見が寄せられています。
- 「名言」という自己評価への反発
- 「自分の言葉を自分で名言と評価するものではないんですよ。名言か迷言かは聞いた第三者が決めることです」
- 「絶滅」という発想への批判
- 「在来種を絶滅させるべきと言い切ってしまうのは、絶滅させた後のこと何も考えず発言している」
- 「クマ問題に乗じた安易な支持集めのように見えてしまいます」
- 著名人からの反論
- この騒動には、アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか氏も反応。「何事も極端は良くない」「クマを絶滅させたら、生態系が崩れてもっと大変なことになるかもしれない」と、冷静に反論。
まとめ
「クマ絶滅」と「名言」発言で一躍有名になった国立市議・中川貴大氏。
その経歴は、**「慶應大学(通信)在学中」「複数の議員秘書を歴任」**という、非常に意欲的でエリート的なものでした。
クマによる被害が深刻化しているのは事実ですが、その解決策として「絶滅」を掲げ、批判を「名言」と一蹴する政治手法は、大きな波紋を広げています。 今後、彼が「そのための行動」として何を実行していくのか、引き続き注目が集まります。
