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「おのが性につよく生きて」――広陵高校の甲子園での校歌斉唱が、思わぬ形で注目を集めている。背景には、同校野球部で発覚した“集団暴行事件”があり、SNSでは「伏線回収すぎる」との声が相次いでいるのだ。校歌の歌詞が意味するもの、そしてネットの反応とは?
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広陵高校の校歌が伏線回収だと話題
【朗報】広陵高校さん、校歌で伏線を回収する#広陵高校#甲子園 pic.twitter.com/OeFJE5bTOh
— 滝沢ガレソ (@tkzwgrs) August 7, 2025
2025年夏の甲子園、広島の強豪・広陵高校がスタンドで堂々と校歌を斉唱。その様子を映した中継映像に映った**校歌の歌詞「おのが性につよく生きて」**という一節が、現在X(旧Twitter)を中心に大きな話題を呼んでいる。
この「伏線回収」というワードが注目される背景には、2025年初頭に明るみに出た広陵高校野球部内での“集団暴行・いじめ事件”がある。
報道によると、複数の上級生が特定の部員に対して暴力行為を繰り返していたとされ、学校側は加害生徒に「自宅謹慎」や「部活動停止」などの内部処分を行い、外部には日本高等学校野球連盟(高野連)を通じて報告。その結果、学校としては**「厳重注意」**にとどまり、甲子園出場は許可された。
この経緯から、一部では「処分が甘すぎる」「出場すべきではなかった」といった批判の声も多かった。
全文も置いときます pic.twitter.com/J0XEnSdqBZ
— 滝沢ガレソ (@tkzwgrs) August 7, 2025
そんな中、甲子園で流れた校歌の一節「おのが性につよく生きて」に対して、
- 「これは伏線回収では…」
- 「皮肉が効きすぎてて鳥肌」
- 「“強く生きすぎ”では?」
- 「事件のこと知ってたら二度見する歌詞」
といったコメントが飛び交い、SNS上では**「校歌が話題」「意味深すぎる」**などの投稿が拡散。中には、歌詞の全文や曲調の“真面目さ”と事件のギャップを比較するユーザーも登場。
伏線回収の意味や使われる場面は?

物語やドラマ、小説などにおいて、序盤や中盤で張られた“意味ありげな描写”や“謎”(=伏線)が、後半やラストで明かされたり、繋がったりすることで、「あのときの描写はこう繋がっていたのか」と観客や読者が納得する構造のこと。
例:「最初に出てきた鍵の意味が、ラストで明かされる」
→ これは「伏線回収」がなされたということ。
よく推理系のアニメやドラマで使われるヤツですね!
これだけ「伏線回収」というワードがバズるのも、最近浸透してきたワードと今回広陵高校で起きた事件の反響の大きさ故でしょう。事あるごとに話題が良い意味でも悪い意味でも拡散されてしまうのは仕方ないか。。。
SNSやネットでの“伏線回収”の使い方(俗用)
最近では、エンタメだけでなく現実の出来事にも皮肉的・ジョーク的に「伏線回収」という言葉が使われるようになっています。
▼ たとえば
- 過去の発言や行動が、後になって思わぬ形で“つじつまが合ってしまった”とき
- 当人の意図しない形で、出来事が過去の何かとリンクしてしまったとき
今回のような事件と「伏線回収」の意味
広陵高校のような暴力事件が起きた中で校歌の歌詞
おのが性につよく生きて(=自分の性格に忠実に強く生きろ的な?)
が歌われたことで、
- 加害生徒が自分の性(性格?)に「強く生きすぎた」のでは?
- 学校として“その在り方を肯定してしまってるように聞こえる”
…と事件と歌詞が「妙に一致している」ように見えることで、皮肉交じりに「伏線回収」と言われているわけでしょう。
意図の背景には?
- ブラックユーモアや皮肉(怒りや不信感の表出)
- 「この学校にとって“強く生きる”とは、暴力も含まれるのか?」という風刺
- 一見何気ない言葉が「今となっては意味深」に見えるという偶然の一致の面白さ
まとめ
甲子園という晴れ舞台で堂々と歌われた広陵高校の校歌が、思わぬ形でネットの注目を集めている。
本来は自己肯定と自主性を重んじる力強い歌詞だが、事件と重ねられることで“伏線”とされるこの事象。
今後も高野連や学校の対応と合わせて、広陵高校を巡る議論は続いていきそうだ。