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X(旧Twitter)やニコニコ動画でじわじわ拡散中のワード「#あつまれイワマンの家」。一見するとゲームのパロディのようですが、その背景には、ネットで長年語られてきた“イワマン”という人物と、その波乱のネット史があります。
今回は、注目動画「あつまれイワマンの家」とイワマンの人物像について深掘りしていきたいと思います。
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中部地方のある場所について
中部地方のある場所について pic.twitter.com/u9d2NM97kL
— バム (@BAMU1N) August 13, 2025
X(旧Twitter)で8月13日に投稿された、ある一軒家の写真が大きな話題を呼んでいます。
「中部地方のある場所について」という一文と共に添えられたその画像は、庭木が生い茂り、駐車場にはゴミが散乱。どこか不穏な空気を漂わせるその家は、瞬く間にリツイートといいねが急増し、現時点で3000万回を超える表示回数となっています。
この写真を見たネットユーザーの多くが「見覚えがある…」とざわつき始め、コメント欄ではある人物の名前が飛び交います。そう、それがネット配信界の異端児として知られる“イワマン”こと岩間好一氏の自宅だと噂されたのです。
一体なぜ、この家や人物がこれほどまでに注目されるのか。
その裏には、10年以上にわたる奇行と配信活動、そしてネット文化に刻まれた“あつまれイワマンの家”という強烈なミームの存在がありました。
元ネタはニコニコ動画のパロディ映像

今回話題になっている「あつまれイワマンの家」は、ニコニコ動画に投稿された短編映像が発端とされます。
タイトルは人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」をもじったもので、作中では“イワマン”と呼ばれる人物の家に視聴者を“集める”というシュールな内容。動画の独特の雰囲気がSNSで拡散し、カオスなネットミームとして注目を集めています。
この動画が事の発端となり、この先の様々なストーリーへと繋がっていきます・・・。
「あつまれイワマンの家」ブームの裏側

今回のニコニコ動画のパロディは、そうしたイワマン氏のネット上での存在感を“ネタ化”したものとみられます。
しかし、元ネタとなった実在人物の背景を知らずにネタを楽しむ層も多く、SNSを中心に「ゲームパロなのに背景が闇深すぎる」「経緯を知るとちょっと笑えない」といった声も上がっています。
ちなみに、ニコニコ動画の再生数は約14000回とそこまで再生数は多くありませんが、これがXで拡散されると今回のようにすごい反響となっていくのですね。
イワマン(岩間好一)とは何者なのか?

イワマンこと岩間好一さんは、1968年4月18日生まれ。出身は長崎県ですが、愛知県岩倉市で暮らしてきた人物です。
ネットでは“伝説の配信者”とも呼ばれていますが、その理由はちょっと特殊。彼は長年にわたり**「自分は集団ストーカー被害に遭っている」**と訴え、近隣住民や通行人を加害者とみなしながら、その様子を動画で公開し続けてきました。
ネットで有名になるまでの経緯
- 2013年ごろ
トラブルや日常をカメラで記録し始め、YouTubeやDailymotionで公開。動画の中での独特な言動が注目を集め、“集団ストーカーの証拠動画”として拡散されるように。 - 2015〜2016年
ある事件をきっかけに知名度が急上昇。一気にネットミーム化し、「イワマン」という呼び名が定着。 - その後
配信の過激さから逮捕歴もあるとされ、スーパーやコンビニに出禁になることも。さらに動画を見た視聴者が面白半分で自宅を訪問・襲撃し、地域でも有名人に。
プラットフォーム遍歴
最初はYouTubeとDailymotionが活動拠点でしたが、チャンネル削除後はニコニコ動画へ移動。
しかしそこでもBANを経験し、その後はツイキャスやYouTubeなどを転々としながら配信を続けてきました。
2022年には配信中に隣家の車を破壊したとして逮捕。以降しばらく消息不明でしたが、2023年9月にツイキャスで活動再開。同年4月まで服役していたことも明かしています。
ネットでの評価と「あつまれイワマンの家」への繋がり
イワマン氏は、被害妄想や奇行を繰り返す姿から「統合失調症ではないか」という噂が流れました(※診断の事実は不明)。
こうした言動や、実際に視聴者が家に押しかけるという騒動が、ネット文化の中で半ば都市伝説化。
その結果生まれたパロディのひとつが、ニコニコ動画発の「あつまれイワマンの家」だと言われています。
まとめ
- 「あつまれイワマンの家」はニコニコ動画発のパロディ映像が元ネタ
- モデルとされる人物・イワマン氏は、ネットで長年語られてきた実在の配信者
- 集団ストーカー被害を訴え続けた結果、逆にネットから過剰に干渉される事態に
- ネタとしては軽く見えるが、背景にはネット炎上やリンチの問題も潜む