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フィリピン・マニラで起きた日本人2人の射殺事件。当初は強盗目的と見られていたものの、捜査が進むにつれ「日本人による依頼殺人」疑惑が浮上しています。報酬は約2,300万円ともされる今回の事件、その背後に潜む黒幕像とは――。
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フィリピンマニラで日本人2名の銃殺事件

8月15日夜(現地)、フィリピン・マニラ市内で日本人男性2人が路上で銃撃され死亡しました。現場周辺の防犯カメラには、襲撃の直前後とみられる様子が残されており、犯行後にバイクで逃走する二人組が確認されています。
警察はその後、関与が疑われるフィリピン人の男2人を拘束し、うち一人は被害者らの“旅行ガイド”、もう一人は“実行役”とされています。逮捕された2人は兄弟だと報じられています。
首都マニラで15日にナカヤマ・アキノブさん(41)とサトリ・ヒデアキさん(53)が拳銃で撃たれた強盗殺人事件を巡り、現地警察は18日、銃を発砲したとみられる男と2人のツアーガイドをしていた男を拘束しました。
Yahoo!ニュース
犯人は被害者の所持品を奪い逃走していた為、当初は強盗目的の殺人として各社も報じていた事件でしたが、ここになって衝撃の新情報が公開される事になりました。
「黒幕は日本人」疑惑
日本人が逮捕の兄弟に依頼? 被害者らと金銭トラブルか―邦人路上強盗殺人・フィリピン https://t.co/Ltm6029287
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 19, 2025
捜査を進める地元警察は、犯行を指示した“首謀者(黒幕)”が日本在住の日本人である可能性が高いと説明。逮捕されたフィリピン人の供述などから、**約900万ペソ(約2,300万円)**の報酬で殺害を依頼されたとの見立ても公表しました。日本人が別の日本人を標的に、現地の実行犯へ資金を渡していた疑いが強まっています。
※主なポイント
- 首謀者は「日本在住の日本人」との見方(地元警察の会見・報道)。
- 実行犯側に提示された報酬は約900万ペソ(約2,300万円)。
- 頭金は1万ペソ(2万6000円)。
- 逮捕のフィリピン人2人は“旅行ガイド(62)”と“銃撃実行役(50)”で、兄弟関係と報道。
報酬が2300万円と高額なのも気にかかりますが、もっと疑問なのが頭金が2万6000円だった事です。
おそらく頭金=着手金的なイメージになるかと思われますが、それが報酬の約1000分の1とかありえるのでしょうか?
考察になりますが、報酬は最初から払う気がなかったのでは?とも捉えることができます。フィリピンの月収は一般的に5万円程度とも言われており、頭金=現実的な金額。
報酬は後払いだと予想すると、犯人が逮捕されて払われない可能性もあるのではと感じました。
ですが、これらはあくまで推測の域を出ません。詳しくは今後メディアから公表されることでしょう。
背景は被害者との金銭トラブル?

被害者2人を狙った理由については、「金銭トラブルが背景にある」との見方を示しているようです。
犯行現場は観光客も訪れる繁華街で、関係者などによると、2人はカジノのあるホテルから宿泊先のホテル付近へ戻って来た所だった。
被害者の2人はカジノ目的でたびたびフィリピンを訪れていたようで、仮に日本在住の日本人が殺人依頼をしていた場合、ギャンブル関係の金銭トラブルの可能性もありそうです。
※捜査は継続中、供述内容や資金の流れの裏取りが進められています。確定情報は今後の当局発表に依存します。
被害者と黒幕の関係性は?
現時点で被害者と黒幕との接点は「金銭トラブル」のみしか公表されていません。
ですが、仮に金銭トラブルなら依頼殺人の報酬が「日本円で2300万円」と高額な理由は?
それほどの高額を払ってでも金銭トラブルを解決したのであれば、揉み消したいと思われる金額はいくらだったのか?疑問が出てきます。
また、報酬と金銭トラブルの金額に関係性があるなら、黒幕と被害者はかなり近しい人物なのでは?とも推測でき、少なくとも顔見知りであるのは間違いなさそうです。
その為、今後は被害者2人の日本での交友関係や金銭面での情報なども詳しく調べられそうですね。
まとめ:突発事件から計画性の高い事件へ
今回の事件は、強盗殺人から一転して「計画的な依頼殺人」として捜査の焦点が移りつつあります。
- 日本人が首謀者である可能性
- 報酬は約900万ペソ(約2,300万円)
- 頭金は1万ペソ(2万6000円)
- 実行犯は拘束済みで、供述から資金の流れや動機の解明が進行中
今後は、首謀者の特定を行う為に被害者との関係や動機の裏付けが焦点になるでしょう。事件は国際的な広がりを持ち、続報次第で大きな波紋を呼ぶ可能性があります。