いよいよ参院選を目前に控え、自民党がまた同じ手を繰り返そうとしている──「ルーティン公約」とも言える現金給付の再浮上です。1人3~4万円の給付案、低所得層にはさらに増額の検討もしているとか。
今回も“夏前バラマキ”と揶揄されかねない政策が、選挙の柱になるのか?本記事では、給付案の中身と狙い、懸念点を洗い出し、自民党が参院選にどう挑もうとしているのかを探ります。
『自公“一律数万円の現金給付”検討』とのことだが、選挙の直前に「現金」を1回だけ“バラ撒く”ことにして選挙を乗り切り、その後、増税や保険料の上乗せといった“国民への負担の押しつけ”。こんな愚かな政治を、私たちの国はいつまで続けるのだろうか・・・ https://t.co/ttRrfEsLH2
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) June 10, 2025
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1人3万から4万円の現金給付案
税金取り過ぎたなら減税すればいいだけなのに、
— ひろゆき (@hirox246) June 9, 2025
「給付に掛かる事務費用」ということで、広告代理店に数百億円払って納税者に税金を払い戻す、と言ういつものスキームですか?
>与党、所得制限なしの現金給付を検討 一律数万円 参院選公約の柱にhttps://t.co/kkr6u63SvA
政府・与党は物価高対策として1人当たり3~4万円の現金給付を検討中。低所得者への増額案もあり、参院選の主要政策候補として浮上しています。
参院選の柱になりうるのか?
自民党・坂本国対委員長らは「目玉がほしい」と発言。給付は“即効性”のある訴求材料として活用される見通しです 。
給付案の狙いと背景
自民党内には現金給付派が多く、松山政司参院幹事長は10日の記者会見で「物価高に苦しむ国民生活をスピーディーに下支えするという意味では、現金給付が望ましい」と指摘した。
Yahoo!ニュース
背景には、2024年度の税収上振れ分を有権者に還元し、景気改善をアピールする狙いもあります。野村総研によると、3万円給付はGDPを0.16%押し上げる可能性も 。
低所得層への増額案と懸念点
低所得者に限ってはさらに多く、あるいは別枠増額なども検討されていますが、所得制限を設けると行政手続きや給付の遅延懸念・不公平感を助長する恐れも 。
自民党が選挙前に掲げる「ルーティン公約3選」
自民党は選挙が近づくと掲げるルーティン公約
— みーちゃん (@YUMIKO55847423) June 10, 2025
現金給付
物価高対策
賃上げ
民意をお金で釣るな。
日本国民舐めるな。https://t.co/bcP6sO5FPW pic.twitter.com/bu8E0AN3Q6
“選挙前”のタイミングで毎回セットで出てくる3つの定番公約。それは、「現金給付」「賃上げ」「物価高対策」です。自民党が選挙を乗り切るための「3種の神器」と揶揄されそうなほど同じ政策を繰り返しています。
現金給付
コロナ禍以降、臨時給付は恒例化。同時期の財源上振れを即時に還元する狙いがあり、選挙対策の常套手段とされています 。「配るなら最初から取るな」いつも言われてる言葉ですね。
賃上げ
政府が経団連や連合と調整し、夏~秋にかけて賃上げを促す骨太の方針を組み込む構えに。これも生活実感に直結する政策として注目されています。
ちなみに、石破首相は自民公約で「2040年に所得5割以上増」を盛り込むが、その頃はもう首相じゃないでしょと声が聞こえてきそう。
物価高対策
減税と違い、国債増発なしに実行可能なのが強み。マイナポイント活用など選択型支援も含め、現金給付とセットで議論されています 。これも「消費減税」に踏み切らないが故の愚策か?
選挙後に結局増税?
え?現金給付?
— masanobu.satoh (@with_enthusiasm) June 9, 2025
いつも選挙前になると
耳障りの良いこと並べ立てますね💦
でも、選挙が終わった瞬間に
「財源が…」と言い出し、
挙句には「やっぱり増税します」って、
手のひら返しするのがパターン化しています。
こんな茶番劇に
いつまでも騙されているのは、
実は私達、庶民なんです😢 pic.twitter.com/ccMoJILfcx
選挙前に一時的な給付を実施して流れをつくり、その後は財源の回収措置や制度見直しを通じて国庫へ還元──といった流れを懸念する声もあります。毎回のパターンと同じく「給付の後に増税」の繰り返しにならないか、政策の一貫性という視点で問われています。
まとめ
今回の給付案は、「即効性」重視の選挙戦略として有効に映る一方、“ルーティン”を繰り返すだけで選挙民の信頼を得られるかは未知数。キーワードは「持続可能性」と「着実なフォロー」です。
注目ポイントは以下の通り🔻
- 与党内での給付金額や所得制限の最終調整
- 給付方法(現金 vs マイナポイント)の最終決定
- 参院選後の財源措置──増税・制度改正の方針
- SNSや世論の反応への現政権の対応
SNSでは、「選挙前バラまきじゃない?」といった懐疑的な声も。たとえば、X(旧Twitter)では…
「また選挙前だから配るの?そろそろ根本対策をしてほしい」
「3万円って一瞬で消える額だよね。減税の方が長持ちするのでは」
といった投稿が散見され、ネット世論のリアルな反応も今後注目したいところです。
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