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『ウルトラマンダイナ』のゴンドウ参謀役などで活躍した俳優・亀山忍さんが、2025年8月5日に腎臓がんのため56歳で亡くなりました。双子の兄は元プロ野球選手・亀山つとむさん。
ここでは彼の学歴・経歴を通して、人物像を改めて紐解いていきます。
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亀山忍って何者?どんな人?

- 氏名:亀山 忍(かめやま しのぶ)
- 生年月日:1969年7月2日
- 生まれ:大阪市港区
- 職業:俳優・タレント
- 資格:調理師
- 死去日・享年・死因:2025年8月5日、腎臓がんで56歳にて逝去
- 闘病歴:2009年頃から体調を崩すようになり、十数年にわたる長期闘病生活を送っていた
- 家族:一卵性双子の兄は元阪神タイガース外野手・亀山つとむ氏
亀山さんは12歳まで生まれの大阪市で育ち、鹿屋中央高校(鹿児島)を経て地元の専門学校を卒業しています。
高校野球で投手をしておりプロ合格に近いほどの実力がありましたが、高校在学中に不慮の事故で利き手(左手)の大怪我を負い、このタイミングでプロ野球を諦めタレントに転向した人物です。
学歴:高校在学時には調理師資格を取得

鹿屋中央高校卒業


所在地:〒893-0014 鹿児島県鹿屋市寿8丁目12-26
偏差値:39〜61(学科不明)
高校野球から俳優へ転身
- 高校時代は兄とバッテリーを組むほどの野球少年で、未来を期待されていたものの、事故により利き腕を負傷したことがきっかけとなって俳優へ転身。
「高校野球 → 俳優転身」その時の思い
高校時代、双子の兄・亀山努さんとバッテリーを組み、阪神の入団テストにも挑戦したものの、不慮の事故で利き腕をケガして断念。その転機は「単なる断念」ではなく、「第二の道を全力で探す決意」だったように見えます。
調理科で学んだ手先の器用さを活かして俳優の世界へ進み、そこで自分らしい表現を模索し続けた姿勢は、スポーツで培われた「挑戦と絆」に裏打ちされたものだったと感じさせられます。
大阪ビジネスカレッジ専門学校

所在地:〒530-0004 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目1-7
偏差値:不明
鹿児島の鹿屋高校を卒業した後は地元の専門学校に通いタレント転向に向けて動き出します。
経歴:映像作品を通して伝わる人柄

- 特撮:『ウルトラマンダイナ』(1997~98年)では地球防衛組織TPCの参謀・ゴンドウ・キハチ役として準レギュラー出演。
- 映画:『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』(1998年)などに出演。
- ドラマ・テレビ:『水戸黄門』『裸の大将』『難波金融伝 ミナミの帝王』など数多くの作品に出演し、様々な役柄で存在感を発揮。
- 言語・方言指導:2009年、テレビドラマで地元・鹿児島の奄美方言指導を担当し、これが俳優活動としての最後のメディア出演とされる。
作品や活動から見える“亀山忍”の人柄
長い作品リストの中で特に印象深いのは、『ウルトラマンダイナ』のゴンドウ・キハチ参謀という役柄です。タカ派参謀として主人公と真っ向から対立しつつも、最終的には理にかなった行動を選ぶ、人間味あふれるキャラクターを演じました。
その姿勢から伺えるのは、彼の役作りにおける「裏にある信念や信頼を演じる芯の強さ」。
また、NHK大河『新選組!』や『水戸黄門』など時代劇・人情ものでも地に足のついたリアルな演技で愛されたことから、“時代を演じる役者”としての確かな存在感を感じます。
まとめ
亀山忍さんは、当初は野球少年として将来を期待されたものの、思わぬ事故を機に俳優へ転身。『ウルトラマンダイナ』のゴンドウ参謀などで多くのファンに愛された俳優として、長年にわたり静かに着実に演技の道を歩んできました。
2009年からは言語指導や裏方にも従事し、病と闘いながら芸を支える側の役割に徹していた、その生き方と作品への態度は、深い印象を残します。ここに改めてご冥福をお祈りいたします。